組合 トップインタビュー -第2回- インターコム

トップインタビュー

株式会社インターコムはこんな会社です

株式会社インターコム
代表取締役 矢部 光朗氏

■経営者として、大切にしていることは何ですか

『顧客、社員、家族、やりがい』

これら4つのどれ一つを蔑(ないがしろ)にしても会社は上手く行きません。
顧客には信頼を、社員には動機付けを、それを応援している家族には
親身になって相談に乗れるアットホームな会社作りを大切にしています。

 

■普段から社員に伝えている事は

『技術の前に人ありき』

この言葉は、私がサラリーマン時代に勤めていた会社の社長語録です。
技術に長けていても一人前の社会人でなければいずれ淘汰される。
技術的にはまだまだでも、一人前の社会人であれば技術などは後から
幾らでも習得できると言う意味で、非常に感銘を受けた言葉です。

 

■自社の成長の原動力は何であると考えますか

『社員の成長が会社の価値を高める』

入社当初より本人と一緒にCDPを作成します。
CDPを元に、本人が目指す分野(特に今後の成長が見込める分野)の仕事を
最低2年間経験させ、その分野に関する資格取得を促します。
資格取得した社員には、更に上位の資格を目指すための書籍代、セミナー代、
受験料の負担はもちろん、報奨金を用意しています。
社員一人一人の付加価値を高める環境を整えることが、会社の成長に繋がっていく
と考えています。

 

■理念、ポリシー、社是といったものがあれば教えてください

『One for All、All for One!!』

この言葉は、私自身が中学、高校とラグビー部に所属していた時に、監督より口酸っぱく
言われていた言葉です。
ラグビーは15人で行いますが、ワントライは15人全員の力で達成するものです。
一人一人がワントライのために動き、一つのトライはチームプレイの結果です。
スター選手は必要なく、全員の総合力で得点を重ねます。
会社も同じように技術の高い者もいれば低い者もいますが、全員で力を合わせれば
相乗効果が生まれると思います。

 

~インタビュー後記~

社員一人一人の希望に寄り添い、ご家族にまで心を配っていらっしゃるという矢部社長。
そんな心配りが、社員の一人一人の成長、会社の成長を支えているのですね。
まさに『One for All、All for One!!』
お忙しい中、ご協力ありがとうございました。